シリーズ頒布「ユメジ・スタイル」の第四弾は「宵待草」こけし。
「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ」恋多き竹久夢二が少女に寄せた儚い思いを詩に寄せた抒情詩のタイトルにもなっています。
少し大人びて恋する表情を見せる少女をこけしで表現しています。
黄色い宵待草(月光草)の花が夜にひっそりと咲いているような儚げな着物の絵柄にぽっと上気したような夢見る表情が美しいこけしに仕上がっています。
後ろ姿の襟の部分には背守りとしてオオミズアオという名の蛾が一匹描かれています。髪飾りの宵町草からキラキラと花粉が落ちるように髪の毛に金色の点々がきらめいています。
サイズ:16cm
*全て手作業による手作り品です。木地に節が見られたり、形状や表情、着物の描き方など大きくばらつきがございますことをあらかじめご了承下さい。ご要望は承れませんが、お届けした女の子の成長を1年温かく見守ってあげて頂けますようお願い致します。また、ロクロで削る際のカンナ傷のようなものが見られるものもございますこともあわせてご了承下さい。
次回は10月発売予定です。次はどんな風に成長しているかをお楽しみに。